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2009年11月15日 (日)

「ゲーム理論」のちょっと面白いハナシ

ゲーム理論」という大学院の授業で、ちょっと面白いハナシがあったのでご紹介note

Robert Axelrodのコンピュータ・トーナメント」というハナシですflair

コンピュータ・プログラムの同士で、「囚人のジレンマ」というゲームを、200回繰り返しプレイするリーグ戦が行われ、様々に嗜好を凝らした14のコンピュータ・プログラムが応募されたそうですが、そこで優勝した(最終的に1番得をした)プログラムは、オウム返し (tit-for-tat) 戦略プログラムというプログラムだったそうですsign01

オウム返し戦略プログラムは、①初回は協調、②2回目以降は、前回の相手の手を模倣する(相手が協調を選べば協調を、敵対を選べば敵対を選ぶ)というとても単純なルールに基づいて行動します。

その特徴を、擬人的に表現すると、下記のようになるそうですflair

(1) モラルの高さ:誰に対しても、まずは誠意のある協力的な対応をする

(2) 制裁の迅速さ:裏切られたら、すぐに制裁を加える

(3) 寛容さ1度裏切った相手でも、態度を改めた場合は、また受け入れる

(4) 単純明快さ:行動基準がシンプルで分かりやすく、軸がブレない

騙し合い・裏切り合うことも、協力し合うこともできる環境において、こういう特徴のプログラムが、結局1番得をした、というのは興味深いですshine

会社経営でもその他の人間社会でも、同じことが言えるのかもしれませんeye

たまには、大学院生らしいハナシでしたnotebleah(笑)

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※補足:「囚人のジレンマ」というゲームは、2人の囚人が協力(黙秘)し合えば2人とも得をして、2人ともが裏切れば(自白)2人とも損をするけれども、どちらか一方が協力してもう一方が裏切った場合、裏切った方だけ得をして協力した側が大損するので、結局2人共裏切るのが合理的な戦略になる、というゲームです。詳しくは、こちらここでは、200回繰り返すので、次のことを考えて、必ずしも裏切るのが合理的な戦略ではなくなります。

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